INFORMATION

本作には、フラッシュバックに繋がる/ショックを受ける懸念のあるシーンが含まれます。
ご鑑賞前にご確認ください。

トランスフォビア
(トランスジェンダー嫌悪)
暴力
に関する表現

本作をめぐる表現について

映画『ブルーボーイ事件』で取り上げている1960年代の言葉のなかには、現在では不適切とされる表現が含まれています。当時の時代背景を再現するために用いていますが、現代での使用については十分な注意が必要です。本ページでは、こうした言葉や作品理解に役立つ用語を解説します。

・ 「ブルーボーイ」

男性として生まれ、身体的な特徴を女性的に変えた人々を表す1960年代の俗称。

・ 「おかま」

いわゆる「女っぽい男」等を指す言葉。侮蔑的なニュアンスが強い。

・ 「トランスジェンダー」

出生時に割り当てられた性別と異なる性別で生活している人

・ 「トランスジェンダー女性(トランス女性)」

出生時に割り当てられた性別が男性で、(現在)女性として生活している人

・ 「性転換(性転換手術)」

現在では当事者の実態とは異なるため不適切とされています。実際には手術によって瞬間的に性別が変わるわけではなく、精神的・社会的・医学的な面において段階的に性別を移行していくのが実態です。「性転換」ではなく「性別移行」という表現が、「性転換手術」ではなく「性別適合手術」という表現が適切とされています。

・ 「性同一性障害」

性別違和のなかでも、特に精神神経医学的な診断基準を満たす場合に付けられる診断名。必ずしも「トランスジェンダー=性同一性障害者」ではなく、トランスジェンダー当事者の中にはホルモン療法や性別適合手術を望まない人もいます。WHOの国際疾病分類の最新版では「性同一性障害」という概念は削除されており、新たに「性別不合」という概念が新設されています。

相談窓口等のご案内

よりそいホットライン
(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)

誰でも利用できる相談窓口。4番がセクシュアルマイノリティ専用ライン

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つなにじ
(一般社団法人SOGIE相談・社会福祉全国協議会)

性的指向・性自認・性別表現に関するLINE相談窓口

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にじーず
(一般社団法人にじーず)

10代から23歳までのLGBT(かもしれない人を含む)が集まれる居場所

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ダイバーシティキャリアセンター
(認定NPO法人ReBit)

精神障害・発達障害・HIV+など、さまざまな背景をもつLGBTQの人たちも、安心して相談・利用できる就労移行支援・生活訓練(福祉事業所)
無料でのLINE・オンライン相談も実施しています

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プライドハウス東京レガシー
(NPO法人プライドハウス東京)

東京・新宿にある常設LGBTQ+センター

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プライドセンター大阪
(認定NPO法人虹色ダイバーシティ)

大阪・天満橋にある常設LGBTQセンター

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LGBTの家族と友人をつなぐ会
(NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会)

性的マイノリティの当事者や家族をはじめ誰でも参加できる交流会や学習会

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みんなで保護者会
(NPO法人ASTA)

性的マイノリティの家族のためのオンライン交流会

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